女性後援会のメンバーらが対話が弾むことを願い飾り付けを行った宣伝カー

 くらしや子育ての願いを、日本共産党に託そう─同党宇治女性後援会が定期的に開催している、子育て世代向けの「JCP(日本共産党)連続講座」に参加するママたちが、参院選で日本共産党の躍進、勝利に期待し、学習交流、行動の輪を広げています。

 参院選公示目前、6月29日の「JCP連続講座」は、子育て仲間でもある日本共産党比例代表候補の佐藤ちひろさんを囲み、「おにぎりビラ」(「赤旗」6月号外)で、お金の心配なく学び、子育てできる社会、安心の社会保障など、日本共産党のくらしを支える3つのプランを学んで、交流しました。

 参加したラッセル・佑子さん(33)は、演説会(6月16日)にも初めて参加し、志位和夫委員長の話に耳を傾けた一人。消費税に頼らず、格差と貧困を正して、暮らしを支えるための財源を示す提案は、「分かりやすかった」と言います。夫(米国人)の年金の不安、息子(2歳)の将来を考えた時、「差別のない、自由にものが言える社会であってほしい。共産党のことをもっと知りたいし、周りの人にも政策を話せるよう勉強したい」と話します。

 翌30日は、同ビラの「JCPカフェ」をイメージした宣伝カーの飾り付けを、子どもたちと一緒に楽しみ、おしゃれでカラフルな移動カフェ(キッチンカー)仕立ての比例カーが完成。「メッチャいいやん」「すてき!」と歓声を上げました。

佐藤比例候補を囲んで行われた共産党宇治女性後援会の「JCP講座」(6月29日、宇治市)

宣伝カーをカフェ風に飾り付け

 「ちひろさんが候補者になってくれてうれしい。政治を身近に感じる」と話す3人の子どもを育てるママ(34)は、昨秋の「JCP講座」でフィンランドの子育て支援について学び、演説会にも家族そろって参加しました。保育所入所の心配なく、教育費が無償のフィンランドの子育て事情と比べ、「安倍政権には少子化への危機感がない」と批判。「不安なく子育てできる環境を作るのが政治の役割だと思う」と話し、共産党のプラン実現に期待します。

 「働くのは8時間で」の文字を配した比例カーのデコレーション作業に参加した主婦(33)は、残業があり帰宅の遅い夫、保育・福祉分野の低賃金など、働き方の問題に関心を寄せ、「労働に見合った賃金が必要です。本当に庶民の声に耳を傾ける政治に変えたい」と願いを語っています。