「基地のない平和な沖縄・日本・東アジアを! 京都集会」(実行委員会主催)が6月22日、京都市東山区の円山公園音楽堂で行われ、沖縄・辺野古での米軍新基地建設反対や京丹後市の米軍基地撤去などを訴えました。

 「『辺野古』県民投票の会」の代表として、今年2月の 名護市辺野古沿岸の埋め立ての賛否を問う 沖縄県民投票の実現に尽力した元山仁士郎さんが講演。元山氏は、辺野古での米軍新基地建設を巡る県の埋め立て承認撤回訴訟や、県知事選での玉城デニー氏の勝利など、県民投票実現に至るまでの経過を紹介。かつてない規模で広がった県民投票を求める運動が実現し、投票率が52・48%、「反対」が72%の43万4273票を占めたことについて、「若者・市民が動き、政治参加が進んだ。日本政府や日本全国への明確な問題提起ができた」と評価し、米軍基地の現実を知らせるとともに、政治参加を呼びかけようと訴えました。

 京丹後市の米軍基地の問題点について、「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」の永井友昭事務局長が報告し、米軍基地建設反対を求める府民らが次々と発言。川口真由美とおもちゃ楽団による演奏などが行われま

 参加者は「安倍首相は沖縄の民意を尊重せよ」「辺野古新基地建設反対」「京丹後に米軍基地はいらない」などとコールしながら、京都市役所前までデモ行進しました。