たけやま彩子府議候補(左から2人目)らと街頭宣伝する、なかむら歩市議候補(右端)=8日、長岡京市内

 日本共産党乙訓地区委員会は8日、来年1月の長岡京市長選と同時に行われる予定の同市議補選に挑戦する、なかむら歩候補(37)のスタート宣伝を行いました。

 市議補選は、来春の府議選(長岡京市・乙訓郡、定数2)に立候補する、たけやま彩子長岡京市議の辞職(予定)に伴うもので、なかむら、たけやま両氏が、市内6カ所でマイクを握り、決意を語りました。

 なかむら候補は、支援者による手づくりの真新しいタスキを掛けて登場。仕事と子育ての両立の難しさ、子の成長とともに負担が大きくなる教育費など、暮らしの矛盾や願いが政治のあり方と関わっていると述べ、「政治を変え、くらし、子どもたちの未来を一緒に良くしていきましょう」と呼びかけました。

 市政に対しては、道の駅的施設や市庁舎建て替えなどの大型開発を市民目線で見直し、保育所や特養ホームの増設、水道料金の値下げなどに奮闘する決意を語り、「市民の小さな願いが真っ先に大切にされる長岡京市を実現したい」と訴えました。

 たけやま議員は、5期17年の市議経験を生かし、府政に願いを届ける決意を表明しました。

 同党の市議をはじめ、保育所の増設を求める署名運動に取り組む新婦人、子育て世代の仲間らが、各ポイントで応援弁士を務め、なかむら候補への支援を訴えました。