来年4月の統一地方選・京都市議選下京区(定数4)に初挑戦する、日本共産党の、かまの敏徳氏(54)=同党下京区くらし・まちづくり委員長=は10月20日、同区内3カ所で〝お披露目街宣〟を行い、立候補の決意を述べました。

 スーパー「エビスク」前の街宣でかまの氏は、京都生協で働き、労働組合役員として賃上げ、労働条件改善に向けて取り組んできたことを紹介。安倍政権が固執する消費税10%増税について、物価上昇、介護保険料引き下げ、年金削減、生活保護基準引き下げなどで市民生活が大打撃を受けており、「増税できる条件にない」と厳しく批判。「最低賃金を引き上げ、非正規雇用労働者の処遇改善により、市民の消費購買力を高め、地域経済の好循環をはかる。その実現のために府会には西脇、市会では、かまのを押し上げていただきたい」と訴えました。

 穀田恵二衆院議員が駆け付け、沖縄での市民と野党の共同の広がりを紹介するとともに、新基地強行にしがみつく安倍政権の破たんぶりを批判。消費税増税反対のたたかいの中で生協の果たした歴史的役割について触れ、「消費税増税反対、憲法改悪反対を統一地方選挙、参院選挙の争点として自民党と真っ向からたたかう。日本共産党の躍進で自民、公明を少数に追い込もう」と呼びかけました。

 かまの氏にバトンを託す、山中渡市議団長は、32年間の議員活動を支えた市民に感謝をのべ、「市会ではかまのさんを送り出して日本共産党を第1党にし、府会でも西脇さんの再選で過去最高の議席を」とのべました。

 西脇いく子府議は、「消費税10%を許さないたたかい、60㌔圏内にある高浜原発再稼働ノー、改憲ノーの声を下京から」などと訴えました。