伊勢田平和のつどい(9条の会などによる実行委主催)が8月5日、宇治市の伊勢田集会所で行われ、猛暑の中、60人が参加しました。

 福山和人弁護士が「暮らしと憲法」と題して記念講演。福山氏は、憲法は国民のためにあり、安倍政権が改憲に執着する理由などを解説し、自衛隊を憲法に明記すれば軍隊となり、海外で戦争ができることになると指摘。「憲法を守るだけでなく、憲法を完全実施させる国民の運動が大切」と強調しました。

 つどいでは、地元出身のフルート奏者・前美芽さんが、宇治市少年少女合唱団団員時代に指導を受けた北村文一さんのピアノ伴奏で、「G線のアリア」や映画『魔女の宅急便』の「海の見える街」などを演奏。最後に参加者全員で「原爆を許すまじ」を合唱しました。参加者は憲法を守り生かすことの大切さを学び、人権と平和が守られる日本を築くことを誓い合いました(S)。