大激戦の衆院選が終盤を迎える中、日本共産党の小池晃書記局長が20日、京都入りし、日本共産党の比例での躍進、こくた恵二衆院京都1区・比例重複候補の小選挙区での必勝を訴えました。

 京都市下京区の四条烏丸交差点で訴えた小池氏は、残り2日となった選挙戦について、「自民・公明に安定多数なんて獲らせるわけにはいかないじゃないですか。安倍政権に審判を下す選挙にしましょう。共産党が伸びると国会が変わり、政治を動かします。『比例は共産党』を広げに広げ、こくたさんを京都1区から送り出そう」と訴えました。

 消費税増税でなく富裕層・大企業に応分の負担を求めることや、憲法9条改悪反対などの政策を訴え、「前回の総選挙で日本共産党が躍進したことで、予算委員会や常任委員会に共産党の議員が入って論戦することで国会が変わり、野党共闘が前進してきました」と日本共産党の国会議席の値打ちをを紹介しました。

 こくた氏が国会対策委員長として野党共闘を進めてきたことを示し、「小沢一郎さん(自由党代表)や、川端達夫さん(元衆院副議長)ら野党の重鎮がこくたさんの事務所を訪れて激励するなど、まさに野党共闘の立役者です。市民と野党の共同をつくってきたこくたさんを京都1区から押し上げよう」と呼びかけ、「『比例は共産党』の声を広げ、政治を変えよう」と述べました。

 こくた氏は、戦前から95年間、反戦平和を貫き続けた日本共産党の姿勢を語り、「平和とくらしを守り、野党と市民の共闘で信念を貫く日本共産党を大きく伸ばして下さい。そしてこの京都1区では、こくた恵二を代表として押し上げて下さい」と訴えました。