中平市長候補訴え 長岡京市長選(2015年1月4日告示、11日投票)に立候補する中平一二三氏(60)は連日、街頭で政策を訴えています。27日は市内のスーパー「リバティ」前で、「みなさんの多くの願いをかなえ、笑顔のあふれる市を一緒につくっていきましょう」と呼びかけました。
 選挙戦は、現職の小田豊市長が引退表明したもとで、民主党府議の中小路健吾氏(41)と自民党系で現市議会議長の冨岡浩史氏(53)=いずれも無所属=の三つ巴の争いとなる模様。両候補とも市民サービスを切り捨てて行財政改革を行ってきた小田市政を支える勢力です。
 中平氏は、安倍政権がすすめる「戦争できる国づくり」をとめるため地方から声を上げようと立候補を決意したことを紹介し、公約として▽あたたかい中学校給食の実現▽高校卒業までの医療費無料化▽国保料や介護保険料の軽減▽バス路線の充実▽公契約条例の制定―などを訴えました。
 また、同市の財政力指数が府内2位であることを示し、「市には28億円の貯金(財政調整基金)もある。市民の願い最優先で取り組みたい」と述べました。
 宣伝には、元大山崎町長の真鍋宗平氏も参加し、「笑顔あふれるまちづくりは、まちの安心・安全の向上にもつながる。ぜひがんばってほしい」と語りました