帝国データバンク京都支店が5日発表した、11月度の府内企業倒産件数は24件(負債総額17億8800万円)と、件数、負債額とも今年2番目の低水準でした。
 前月から、倒産件数は25.0%(8件)、負債総額は82.5%(84億1900万円)減少しました。
 倒産の主要因は「景気変動」が21件で構成比は87.5%。資本金別では個人経営の倒産が45.8%(11件)。業種別では「建設」が8件で最多発でした。
 同支店は、消費税増税を控えて住宅関連の駆け込み需要が発生しているが、個人消費の回復が遅れているとの声も紹介し、今後の予想として「消費税増税までは、一進一退」と指摘しています。