京都府日本共産党後援会総会 京都府日本共産党後援会の2012年度総会が23日、上京区の社会福祉会館で行われ、府内から約200人が参加し、比例30万票、総選挙、参院選勝利を目指す決意を固め合いました。
 渡辺馨常任代表世話人があいさつし、渡辺和俊同党府委員長が「総選挙はどんなたたかいになるか? 何をどう訴えるか」と題して講演しました。渡辺氏は、小選挙区制と2大政党制という共産党排除の2重の仕掛けで苦労や困難があったものの、消費税増税、TPP、オスプレイ配備など国政のどの焦点をめぐっても国民多数の声と運動の側に日本共産党が身を置き、一緒にたたかっていると指摘。「情勢の進展と国民の変化の中で、国民多数の願いを阻む壁が大企業とアメリカいいなりの2つの害悪であることが明らかになりつつある。政権交代から3年を経て、政党の在り方が深く問われる事態が進行している今度こそ比例4議席獲得に思いを定めて選挙に臨もう。政治を変えたいと願う国民の声を得票増に結びつけるため、学習や集いを日常化し、党議席の役割や値打ちを語って行こうではありませんか」と呼びかけました。
 こくた恵二衆院議員(比例代表近畿ブロック・1区候補)をはじめ、小選挙区候補の原としふみ(2区)、石村かず子(3区)、吉田幸一(4区)、かみじょう亮一(6区)の各氏、倉林明子参院京都選挙区予定候補が決意を表明しました。
 高橋進同後援会事務局長が、総選挙勝利を正面に来夏の参院選挙勝利へ取り組みの飛躍をはかるため、党勢拡大大運動への積極的な取り組みや30万後援会をめざすたたかい、小選挙区単位での後援会活動の活発化などを提案しました。
 選出された新代表世話人は以下の通り(敬称略)。渡辺馨、伊藤邦雄、尾崎望、久保田憲一、森下総子、吉岡徹。