1月22日告示の京都市長選挙を前に、日本共産党市議団(山中渡団長、15人)は12日、立候補を表明(10日)した門川市長に対して、「ぐるみ選挙」を行わないよう申し入れました。
 以下、申し入れの全文を紹介します。


京都市長 門川大作 様

日本共産党京都市会議員団

 2月の京都市長選挙を前にして、現市長の政治団体である「未来の京都をつくる会」の要請を受け、門川大作氏が正式に立候補の表明をされました。
 「未来の京都をつくる会」には、京都市の補助金を受けている団体が名前を連ね、今後、行政組織や各種団体を使って支援団体への入会や集会への動員が懸念されます。
 現職市長が行政組織や各種団体を使って、当選のための選挙活動を行うことは、利益誘導の温床ともなり、いわゆる「ぐるみ」選挙活動の疑いを生じます。
 特定候補を支持する選挙活動・政治活動が行政組織を通じて行われる場合、その事務にあたらされた市職員の業務は「公務員の地位を利用した選挙運動」を禁止している公職選挙法や地方公務員法に違反することは明白です。
 したがって京都市は、「ぐるみ選挙」の疑いをもたれることのないよう、公正・中立な姿勢を堅持することを強く求めます。