市政刷新の会 好天に恵まれた11日、「中村和雄京都市長」の実現をめざす市政刷新の会は市内全域で地域、民主団体や個人など小単位の懇談会、集い、パレードや街頭宣伝など幅広い分野の人々の多様な企画を取り組みました。
 伏見区では、醍醐地域で学区要求懇談会、神川地域では脱原発の街づくりパレード、淀や納所などでは要求パレードと街頭宣伝活動を展開。新婦人、京建労、保育士、弁護士、学区連絡会、共産党後援会、年金者組合の人たちや個人が参加し、中村市長の実現を訴えました。 
 京都市の最南端の淀、納所地域連絡会は切実な要求がいっぱい書かれた横断幕やタペストリー、大きな中村さんの張り子を被ってのパレードと、京都競馬場に通じる広い通りでハンドマイクを持って市政刷新のリレートークを繰り広げました。淀と京都駅直通の市バス路線の新設、図書館づくり、保育所の増設など納所地域にかかわる願いや要求、また「脱原発、放射能から子どもを守れ」「国保料や介護保険料値下げ」「保育園雄プール制を戻せ」「子どもの医療費無料化」「子ども子育て新システム反対」など幅広い分野での願いや要求がカラフルな横断幕に描かれていました。リレートークでは、京建労、新婦人、地域連絡会や各後援会のメンバーが冷たい京都市政の現状を告発し、温かい市政に刷新するために中村さんを市長に押し上げようと呼びかけ。バス路線の新設と増設、公契約条例制定で仕事と賃金の安定などを訴えました。
 新婦人の納所班の女性は「今日11日は大震災・原発事故から9カ月、死者や行方不明者などまだ2万人以上おられ、今までの震災とは違う原発事故の放射能汚染があります。先日も粉ミルクからセシウムが検出されたというショックなニュースもありました。地震大国日本で57基の原発、京都も福井の原発群からすっぽり80キロ圏内、私たちのいのちの水、琵琶湖はたったの30キロです。放射能は水中で薄められるなどと発言する現市長さんはごめんです。脱原発、自然エネルギーへの転換を訴えている中村さんを市長に押し上げて、放射能から子どもたちを守りたい」と切々と訴えました。通行人には、市政刷新の会の最新の号外リーフ・子育て版「with Child あなたの子育ておうえんだん! NO1」の特集「放射能から子どもを守りたい!!…子育てしやすい京都がいいな」を手渡しました。(仲野良典)