革新・山科の会 革新・山科の会は15日、同区のスーパー西友前で緊急の街頭宣伝を行い、代表世話人の谷口昇氏、日本共産党の本庄たかお元府議、北山ただお京都市議、原俊史2区国政委員長が、国民を無視した野田首相のTPP交渉参加表明について厳しく批判しました。
 谷口氏らは、野田首相のTPP交渉参加については、民主党内の論議でも反対・慎重派が「多数」とする提言がまとめられたものの、ホノルルAPEC首脳会合で、「TPP交渉参加に向け関係国と協議に入る」と11日に記者会見で表明し、12日にハワイで行われたオバマ米大統領との会談でTPP交渉に参加することを決め、「すべての物品、サービスを自由化交渉に乗せる」と野田首相が発言したと報道されたことを紹介。「野田首相の発言に民主党の中でも約束が違うと反発、国民の声はJA全中のTPP反対の356人の紹介議員・全漁連・日本医師会を始め全国の県市町村の多くの議会の反対に今こそ声を聴くべきだ」と声を上げました。
 また、国論が2分されている状況や、国民に中身を説明しない進め方、国民を無視して消費税の10%への増税を国際公約で行う野田民主党政権は、自公の政治を上回る悪政と訴えました。
宣伝には、13人が参加し、ビラを配布しました。(野原孝喜)