京都府農村労働組合(中越守雄委員長)は4日、綾部市内で第45回定期大会を開き、TPP参加断固阻止、消費税増税反対―などの運動方針を採択しました。
 中越委員長はあいさつで、民主党政権が消費税増税やTPP参加など国民生活を破壊する施策を押し進めようとしていると指摘。「いっせい地方選勝利と国民世論でこの動きを止めよう」と呼びかけました。
 京都総評の梶川憲事務局長と日本共産党の吉崎久綾部市議が連帯のあいさつ。梶川氏は、民主党・菅内閣がTPP参加や消費税増税など、財界やアメリカに乗っ取られたかのような政治しかしていないと批判。「一緒に奮闘し、絶対阻止を」と訴えました。
 吉崎氏は、「農村の要求実現に向け、日本共産党も全力を尽くす」といっせい地方選勝利の決意を述べました。
 選出された役員は次の通り。
 委員長=中越守雄▽書記長=山口伸▽書記次長=白子譲(いずれも再)。