おひなさま宣伝 「ふしみ女性ネット」は5日夕、伏見最大の繁華街の大手筋商店街で「おひなさま宣伝」と銘打って街頭演説とチラシ宣伝を展開。日本共産党の伏見区府会2人、京都市会4人の候補がそろい踏みして演説しました。石村和子衆院京都3区代表も参加しました。
 西野さち子市議が「醍醐地域のみなさんのバス路線をつくってほしいとの願いをくみ取って共に運動を展開しました。はじめはコミュニティーバスなんて夢やといって相手にもしなかった他党派でしたが、粘り強い運動でついに実現を勝ち取りました」と報告し、これからも全力で住民の暮らしを守ると決意。
 さとう和夫市議は、敬老乗車証は左京区では58%の高齢者が交付されているが南区で40%、この伏見区では38%だと指摘。「桃山、向島他伏見地域の多くのところにバス路線がなくてとても不便だからです。一人一人の願いを共産党の府会2人、市会4人の全員当選で実現しましょう」と呼びかけました。
 赤阪仁市議は、民主党が自民以上に暮らし、いのちを奪う政権だと厳しく糾弾し、「みなさん方と運動して小・中学校の30人学級の実現を小学校1、2年生まで勝ち取ることができた」と報告。また、子ども医療費無料化について、小学卒までの医療無料化は市予算のわずか0.1%で実現できると述べました。
 新人のやまね智史市議候補は、青年の雇用や派遣切りなど今日の厳しい実態を述べ、これらはけっして青年たちの自己責任ではなく、行政や政治の責任で雇用の確保をすべきで、全力をあげて頑張ると決意を述べました。
 府会候補新人のばばこうへい候補は「松尾府会議員を引き継ぐ29歳、若さいっぱいで頑張っています」と自己紹介。雇用確保と地域経済の活性化に役立っている自治体の住宅リフォーム制度に背を向ける市や府を厳しく批判し「住民の立場に立った経済活性化をすすめる。そして子育て支援を言葉だけでなく、子どもの医療費を無料にしてほしいという当たり前の声を届けたい」と訴えました。
 上原ゆみ子府議は「府会に押し上げてもらって4年。みなさんの声を精一杯実現できるよう頑張ってきました」と述べ、極端に安い非正規労働者や派遣切りで無収入になった人が高い国保が払えず保険証なしの状態だったことを紹介。「せめて小・中・高校生には保険証を渡せとの切実な声と運動と日本共産党が粘り強い闘いがあって制度改正で交付させることができた」と報告し、子ども医療費無料化は急務でありどうしても共産党を議会に押し上げてほしいと訴えました。
 今期で勇退する松尾孝府議が司会を務め「伏見区から日本共産党の府会に2名、市会に4名をなんとしても送り出して私たちの当たり前の声を市政に府政に届けさせてほしい」と訴えました。
 立ち止まって演説に拍手をおくる人やサインをおくる人などもあり、立ち止まって聞いていた男性は「いつもここで演説されていますが、今日はとても明るくいい雰囲気ですね。頑張ってください」と笑顔で応えるなど、元気でフレッシュな街頭演説でした。(仲野良典)