左京宣伝 京都の日本共産党左京地区委員会(大井健委員長)は2日、同区選出の5人の府・市会議員が勢揃いして吉田神社、狸谷不動尊、三宅八幡、下鴨神社などで、地元や初詣の参拝客に新年のあいさつといっせい地方選での勝利・躍進を訴えました。
 梅木のりひで、みつなが敦彦両府議(定数4=1減)と、ひぐち英明、加藤あい、とがし豊の各京都市議(定数9)が参加。
 梅木議員は、民主党政権への失望と怒りが広がるなか、議員と政党の役割が問われるとのべ、「4月10日投票で府市会議員選挙で府会2人、市会3人の、5人の共産党議員へのご支援を。みなさんのくらしの願いを実現できる政治をつくりましょう」と呼びかけました。
 「4月の選挙はくらしを何とかしてほしいという願いと、失望した民主党政権への審判を示す絶好の機会でもあります」と切り出したみつなが議員は、京都民医連第二中央病院で働いてきたことにふれ、医療と介護の実態や「国保料の府一元化」など、府の姿勢を批判。「高すぎる国保料の引き下げなど、『命まもる』願いを日本共産党へと寄せてほしい」と訴えました。
 ひぐち議員は、2期8年、「みなさんの声から出発をする」ことを信条としてきたとのべ、全国で住宅リフォームへの助成制度が実施されていることを紹介。「発注者も助かるし地元の業者も潤うこの制度を京都市でもぜひ実現をさせて、中小業者の支援と内需の拡大で景気回復をする仕事を私にやらせてください」と訴え。
 加藤市議は、京都市が子どもの医療費助成で府内で一番遅れていることを指摘。母親の一人として、「命の重みを市政に生かす」を信条に議会内外で取り組んできたことを紹介し、「子育てを応援してほしい。子どもの医療費無料をもっと充実してほしいの願いは、こぞって日本共産党に寄せてください」と力を込めました。
 とがし議員は、就職難や雇用問題、中小企業支援など4年間での議会質問が110回を超えたことを報告し、「京都市でも雇用対策の窓口がつくられた。地方自治体の責任をいっそう果たさせるためにも全力で取り組んでいきたい」と強調しました。参拝客や支持者から、「正月からがんばってはるね」「頼みますよ」などと握手を求める方もありました。