消費税なくす会 消費税をなくす京都の会は21日、西大路七条のスーパー前(下京区)で宣伝行動に取り組みました。
 会員らはハンドマイクで民主党政権が消費税増税計画をスタートさせたことを厳しく批判し、「もし消費税が10%になれば、4人家族で34万円の負担になります。不況の中で消費税がこれ以上あがれば、消費が減り、今でも消費税を価格に転嫁できない中小業者は、次々と倒産・廃業に追い込まれることは間違いありません」と訴えました。
 また、消費税導入から21年間、大企業への法人税や大金持ちへの最高税率が引き下げられたことを指摘し、大企業と大資産家の優遇税制を10年前の水準に戻すだけで7兆円の財源ができると訴えました。そして「政権交代させた国民のパワーを7月の参議院選挙で示し、国民を痛めつける政治を終わらせましょう」と呼びかけました。
 買い物客やバスを待つ人が「消費税が上がるのは困るわ」とティッシュを受け取り、署名に応じました。「消費税の増税に反対しましょう」との訴えに「年金はどうなるの?」と質問を寄せた女性には、「消費税を年金の財源にしたら、年金が上がれば消費税が増税されますよ」と説明。女性は「それは困るわ」と署名しました。
 1時間の宣伝で、チラシ入りポケットティッシュ150枚を配布、20人が入会しました。(調子恵美子)