「京丹波民主町政をつくる会」は1日、京丹波町長選挙(15日投開票)で、候補者擁立を断念することを発表しました。
 同会の声明は以下の通り。


京丹波町長選挙への候補者擁立断念について
 京丹波町長選挙が11月10日告示・15日投票で行われます。京丹波町の労働組合と各団体・日本共産党は、5月22日、住民が主人公の町政実現をめざして「京丹波民主町政をつくる会」(以下、「会」)を結成し、京丹波町政がどうあるべきなのか、めざす目標と政策についての協議をすすめてきました。
 そして、その目標・政策を実行していくのにふさわしい侯補者についても協議・調整を精力的にはかってきましたが、残念ながら擁立には至りませんでした。「会」は、今回の町長選挙にあたって候補者擁立を断念いたします。
 「会」は、発足以降、連続値上げで負担の眼界を超えているといわれる国民健康保険税問題を考える学習会に取り組むなどの活動をすすめてきました。そして、町長選挙にあたっての政策(マニフェスト)の作成にも取り組んできました。
 政策では、「いのち・暮らしを第一に、人にやさしい安心の町実現」をかかげて、負担の限界を超えている国保税の引き下げ、京都市の二倍の水道料の引き下げといっそうの料金値上げをもたらす畑川ダム建設中止などを、求めています。
 「会」は、今回の町長選挙後発足する新しい町政のもとで、こうした政策の実現を求めて活動をすすめていきます。「良いことは良い。悪いことには反対」の建設的立場で、住民のみなさんとともに歩んでいきたいと考えます。
 住民のみなさんのご指導・ご鞭撻を心からお願いするものです。