任期満了にともない23日告示、30日投票で行われる城陽市長選挙で、労組・民主団体、日本共産党など16団体で構成する「新しい城陽民主市政を築く市民の会」(岩佐英夫代表)は8日、城陽市役所内で記者会見し、岡本やすよさん(59)=くらし・民主・平和をまもる城陽懇話会事務局長=を擁立すると発表しました。
 記者会見には、岡本さんとともに同「市民の会」の山内義明事務局長をはじめ、日本共産党の田村和久洛南地区委員長ら構成団体の代表らが出席。岡本さんは「市民の声が届く市政にしたい」と出馬の決意を述べ、公約として○市政運営に市民、とりわけ女性の参加をすすめる○深谷幼稚園は存続。子育て支援の環境整備をすすめ、保育園は民間委託ではなく公的保育の充実をはかる○子どもの医療費を中学校卒業まで無料に。75歳以上の高齢者の医療も無料化の実現をはかる―など6項目を明らかにしました。
 同市長選には現職の橋本昭男氏(65)=自民、公明推薦=と、元府警察官の酒井常雄氏(47)=民主推薦=が出馬を表明しています。
 【岡本やすよさんの略歴】1950年、大阪府吹田市生まれ。日本長期信用銀行などに勤務。寺田南小PTA会長、城陽中PTA会長などを歴任するとともに、生協活動に参加。城陽の「憲法九条を守る会」や「ストップ新名神の会」の呼びかけ人など、市民運動の先頭に立つ。現在、くらし・民主・平和をまもる城陽懇話会事務局長、城陽親と子の劇場運営委員。