日本共産党の市田忠義書記局長は28日、京都入りし、京都市東山区の円山音楽堂で総選挙での日本共産党の躍進と、こくた恵二衆院京都1区・比例近畿重複候補の勝利を訴えました。演説会には約2500人が参加しました。
 市田氏は、「国民は、雇用・社会保障を壊してきた自公政権を見放している。ゆきづまった自公政治に審判を下す歴史的な選挙にしましょう」とよびかけ。労働者派遣法の抜本改正や人間らしく働くルールの確立、後期高齢者医療制度廃止、社会保障制度の充実などの政策を語り、「大企業とアメリカ言いなりの政治を変えることができるのは日本共産党だけです。日本共産党の躍進、必勝区のこくた恵二さんを当選させ、『日本の夜明けを京都から』を起こしましょう」と訴えました。
 こくた氏は、自公政治のもとで雇用や社会保障が改悪され、国民が苦しんでいる実態を紹介し、「大企業・財界言いなりの政治を変えられるのは日本共産党のみ。民主党が政権をとる可能性が高い中で、どういう政治をつくるのかが問われています。労働者派遣法改悪や後期高齢者医療制度などに反対してきた日本共産党が躍進すれば、新しい政治をつくることができます」と強調しました。 
 同党の原としふみ2区、石村かず子3区、吉田幸一4区、浜田よしゆき6区の各選挙区候補が訴えました。