門知事候補で府政変えよう 「府民本位の新しい民主府政をつくる会」は5日、京都市左京区の京都会館で全体会議・要求交流集会を開き、府内各地から1000人が参加。京都民医連第二中央病院院長の門祐輔さんが決意表明し、門知事候補を先頭にひと・いのちを大切にする新しい府政をつくろうと決意を固め合いました。
 門さんは、「構造改革路線の下で人が〝もの〟のように切り捨てられ、困難を抱えた患者さんが次から次へと生まれています。大本の政治や制度を変えないと解決しません。私の専門はリハビリ。府政、国政の障害を取り除く大きな意味での『リハビリ』のために頑張りたい」と訴えました。
 代表委員の森川明弁護士は、同日の常任幹事会で全会一致で推薦を決めたことを報告し、「門さんを先頭に奮闘する方針を確認し合いたい。来年の春にはいのちと暮らしを最優先にする府政を実現しよう」と呼びかけました。
 第二中央病院副院長の石橋修さんや水俣病被害者救済のためにともに奮闘した中村和雄弁護士らが推薦、激励のあいさつをしました。労働組合や医療関係団体、日本共産党などが発言し、要求運動や各分野・地域でたたかう決意を語りました。
 第二中央病院のリハビリ部門で働く女性(23)は、「経済的な問題で在宅サービスが受けられず、自宅に戻れない入院患者さんがいます。患者さんの希望をかなえる府政にしてほしい」と話していました。(詳細は「週刊しんぶん京都民報」7月12日付に掲載)