京都保育のつどい 「第41回京都保育のつどい」(同実行委員会主催)が28日、華頂短期大学(京都市東山区)で開かれ、保育関係者ら約600人が参加しました。
 全体会の記念講演で絵本作家の長谷川義史さんがライブ紙芝居やウクレレ演奏などを披露しながら、「子どもたちに絵本を読み聞かせることで子どもたちの想像力が広がる。ぜひ読んであげてほしい」と話しました。
 保育士らが幼児たちとの関わりを考える分科会では、龍谷大学の友久久雄教授が「気になる子どもの理解と関わり方について」と題して講演。友久氏は、自閉症や学習障害などの子どもに対して、「だめな子」「できない子」と決めつけずに、その子の良い面を見つけてあげることが大切と話しました。
 参加した保育士(28歳・女性)は、「4歳児の担任をしていて、自閉的傾向の子がいる。どうやって対応していいか迷っていたけど、子どもたちの良いところを見つける努力が必要なんですね」と話していました。