19日行われた京都市議会5月定例会本会議で、議長・副議長・議会選出監査委員(議会三役)が「一身上の都合」を理由に1年で辞職し、市会第2会派の日本共産党を排除して、新たな議会三役が選出さました。これに日本共産党市議団(山中渡団長、20人)は同日、この選出に抗議する「声明」を発表しました。
 「声明」では、選挙で示された民意を最大限反映させることを求め、「議会三役の選出は、第1党が議長、第2党が副議長とするのが憲政の常道。衆参両院ではほぼこれが貫かれている」と指摘し、「日本共産党市会議員団は、強く抗議するとともに、議会の民主的運営の確立にむけて引き続き全力をあげます」と述べています。
 同市議会では過去26年間にわたって、与党会派で議会三役の「たらい回し」を行っており、今回も同じことを繰り返しました。