世界の女性たちが自由や権利を求めて行動する3月8日の国際女性デーに連帯した京都集会(同実行委員会主催)が6日、京都市中京区のウイングス京都で行われ、約70人が参加しました。
 京都民婦連の伊藤啓子会長が主催者あいさつし、女性たちが行動を起こした国際女性デーの歴史を紹介し、暮らし・雇用、平和を守る女性の運動を力に総選挙で政治を変えようと訴えました。
 俳優座の女優・有馬理恵さんが、現在ライフワークとして上演している1人芝居「釈迦内柩唄」(作・水上勉)の一部を披露し、部落に生まれ育った自らの生い立ちや高校生時代に、差別・戦争をテーマにしたこの作品と出会って人生観が変わったことなどについて話しました。
 有馬さんは「差別と戦争がなくなる日までこの芝居を演じ続けたい」と語りました。