京都教職員組合は7日、京都市左京区の教育文化センターで第71回定期大会を開き、○情勢学習を重視し、世論と運動で情勢を動かしていることに確信を持つ○改悪教育基本法による競争と選別の教育に抗した、子ども参加・父母共同の学校づくり○子どもたちを貧困と格差から守り、学ぶ権利を保障するたたかいの重視―など8つを柱にした09年度方針を採択し、新役員を選出しました。
 梶川憲書記長は、「京都で新たに6つの労組が結成されるなど、派遣切り、貧困を許さない取り組みが大きく広がっている。闘うことで政府・与党を追い詰めていることに確信を持とう」とのべました。
 その一方で、政府が、「5年間で1万人の教職員減」「学校統合」を掲げるなど、教育の「構造改革」路線のいっそうの推進を狙っていると指摘。「職場、地域が連帯し、憲法、子どもと教育を守るたたかいをいっそう広げよう」と呼びかけました。
 日本共産党京都府委員会の成宮真理子・京都国政委員長が来ひんとしてあいさつしました。
 大会で選出された役員は次の通りです(敬称略)。
 ○委員長=藤本雅英(再)○副委員長=佐野幸良、新谷一男(再)○書記長=河口隆洋(新)。