京都府農協労連の第88回臨時大会と「春闘セミナー」が6日、舞鶴市内で開催されました。
 西山良男委員長は、「中央労働委員会の京都農協不当労働行為事件は、命令公布が目前の状況にある。春闘勝利とともに、必ず勝利命令を得て異常な労使関係を正常化しよう」と開会あいさつ。来賓の坂口正明全農協労連書記次長、奥井正美京都総評副議長が参加者を激励しました。
 大会は、平均3万円の賃上げ要求、農業と食料を守る農協の役割発揮をめざす運動、京都農協争議勝利などを内容とした春闘方針を全代議員の賛成で決定。ストライキ権も確立しました。
 セミナーでは、労組を結成し、陰湿な嫌がらせにも負けずたたかう全国一般フレスコ分会長大久保純平さんの講演が、参加者の感動と共感を呼びました。
 日本共産党のこくた恵二衆院議員、井上さとし参院議員がメッセージを寄せました。(濱見)