2月6日は、伏見稲荷大社の初午大祭。早朝からたくさんの「初午詣で」の参拝者がありました。稲荷神が稲荷山に降臨した日といわれます。青山飾り(稲荷山の杉と椎の枝)が飾られた内拝殿の本殿から摂社・末社では、様々な神事が行われ、家内安全、商売繁盛が祈願されました。また、稲荷大社の神木であり開運のお守り「験(シルシ)の杉」が拝授されます。これを持ち帰って、根づけば願い事がかなうとか。
 遠く静岡県から参拝に来た夫婦は「自営業ですが、昨年暮れごろから仕事がないもので仕事が来るようにと神様にあやかりたいと来ました」と杉の苗を授与してもらっていました。また佐賀県からの男性の参拝者は「勤めていた土建業の会社が倒産して大変でしたが、再就職ができたのでうれしい」と話していました。(仲野良典)