請願書提出 「福祉要求運動をすすめる京都市実行委員会」は17日、京都市が発表した、市民サービス切り捨ての「京都未来まちづくりプラン」作成中止を求め、市民から集めた4469人分の請願書を提出しました。
 8日に発表された同「プラン」(案)は、40年近く民間保育園の運営を守ってきた「プール制」(民営保育所職員給与等改善制度)への補助金削減はじめ、学童クラブ利用料の値上げなどの市民サービス削減と負担増を盛り込んでいます。
 請願行動に参加した保育士や福祉関係の職員らは、請願書を提出しながら「非正規の保育士です。これ以上補助が削減されたらやっていけない」、「今でもいっぱいいっぱいなのに、さらにお金を削るというのですか」と訴えました。京都市の保健福祉総務課長らが対応しました。
 請願では、同「プラン」の検討・作成を中止し、暮らしの下支えを最優先する予算編成を行うことや、福祉・保育予算の削減は行わないことなどを求めています。
 請願提出後は市役所前で同「プラン」作成中止を求めて街頭宣伝を行いました。