「後期高齢者医療制度、もうやめてんか!」。5回目の保険料天引き(15日)を前に14日、同制度の廃止を求める集会(主催・後期高齢者医療制度廃止京都連絡会)が京都市内で行われ、250人が参加。集会後の河原町通パレードでは、約100本ののぼりを掲げて廃止をアピールしました。
 三条河川敷での集会では、津田光夫・京都社会保障推進協議会議長が「来年4月からは滞納者から保険証取り上げも始まる。こんな制度は廃止しかない」とあいさつ。
 連絡会に参加する各団体が発言し、「東京・日の出町では75歳以上の医療費が無料になった。たたかいが情勢を前進させている」(年金者組合府本部)、「単に高齢者だけでなく、社会保障全体の改悪と一体のもの。廃止まで全力尽くしたい」(京都民医連)などと訴えました。
 来ひんの日本共産党の井上哲士参院議員は、「景気が後退する中、医療・社会保障の充実は経済の立て直しにもつながる。廃止法案の審議・成立を求めるとともに、来る総選挙で国民の声をぶつけて廃止に追い込みたい」と連帯あいさつしました。同党からは、石村かず子衆院3区候補、吉田幸一同4区候補、府議・京都市議が多数参加しました。