民青同盟京都府委員会は11日、中京区の機関紙会館で「12.14学費ゼロ大集会へ!学費問題学習交流会」を開催し、約30人の学生や青年が参加しました。
 12月14日に、「学費ゼロネット京都」主催で行う「学費ゼロ大集会」に向けた学習が目的で、講師が日本共産党文教委員会の藤森毅氏でした。
 藤森氏は、世界一高い日本の高学費の実態を告発し、日本共産党の「学費提言」を分かりやすく解説。「教育はサービスではなく人権であり、商品として扱ってはならない。財界いいなりの自民党政治が、教育を国や社会の責任で行おうとしていない。」「学費無償化を求める運動を前進させないと学費は上り続ける。」と指摘し、学費ゼロに向けた取り組みを進めることの必要性を強調しました。
 参加者同士の意見交流の場では、「今まで高学費の問題にあまり意欲的に取り組めていなかったが、深刻な実態を知りもっと取り組もうと思った」という意見や、「学費がゼロの社会を実現することは可能なんだと分かった。12.14の大集会に多くの人を呼びたい。」という意見が出されました。
 学習交流会の最後に、佐伯宗信京都府学連委員長は、「12.14の大集会を学費無償化に向けた歴史の転換点となるような集会としたい」と集会成功への意気込みを語りました。(IS)