民青同盟乙訓地区委員会は20日、長岡京市で映画「蟹工船」上映会を行いました。京都退職教職員の会乙訓支部が共催しました。2回上映で、311人が参加しました。
 上映に向け、ポスターやフライヤーを持って書店などを訪問。「DVDについての問い合わせが何件か来てますよ」(ツタヤ)「入口の真横に貼ります」(書店)など関心の高さがうかがえました。
 映画上映のあと、原作の結末を少し補足。そして乙訓・伏見で集めた205通の「青年雇用アンケート」集計結果を報告書にまとめて配布しました。参加者からは、「現代でも、心理的な痛みがあるという事実をうけとめ、まずは声をあげることから出発しなくてはいけない」(30代女性)「これが売れているということは、これから就職する社会がそれだけ厳しいということ」(20代男性)などの感想が寄せられました。
 上映会の収益は、東京の「全国青年大集会」に乙訓・伏見合同で参加するバスの費用にあてられます。(小原明大)