日本共産党の志位和夫委員長は14日、四条河原町での街頭演説会で、「いまこそ政治の中身を大本から変えるとき。日本共産党への大きなご支援を」と訴えました。
 志位氏は、自民党総裁選について、「国民の苦しみに真正面から向き合い、解決していこうとする議論がまったくない」と指摘し、総裁選5候補全員が小泉構造改革を推進してきた閣僚であったことを述べ、「格差と貧困を拡大し、国民を痛みつけて、日本経済をめちゃくちゃにした共同責任を負っている5人の中で、誰が総裁になろうと希望ある日本の未来を示せないのは明らかだ」と強調しました。
 暮らしの問題に話をすすめた志位氏は、雇用、社会保障、財源、新テロ特措法延長などを例にあげ、「異常な大企業中心、アメリカいいなりの政治が立ち往生している」と述べ、「この異常なゆがみを大本からただすことができるのは、日本共産党しかない」と訴えました。
 最後に志位氏は、「政治の中身を変えないままで政権の担い手を変えても、明日は開けない」と力説し、「頑張りぬけば前進、躍進が可能。チャンスの選挙です。京都市南区の市議補選での佐野春枝さんの勝利は、そのことを証明しています。日本共産党の比例での躍進と小選挙区でも京都で風穴を開けるため、頑張りたい」と訴えました。