「洛北平和集会と洛北平和のための戦争展」が10日、左京区の岩倉エムジーショップ2Fで開催されました。これまで「洛北平和集会」と「洛北平和のための戦争展」は、別々の系譜で誕生していますが、今年は2つの潮流が1つにまとまって行なわれました。
 「洛北平和集会」は故杉本源一市会議員の呼びかけで洛北が1つになった平和運動として始まり、「戦争展」は洛北診療所と友の会もはいった憲法9条岩倉の会・岩倉北の会・上高野の会・静市の会で洛北でも戦争展を開こうと呼びかけられ、今年で3回目となります。
 今年は、フリージャーナリストの西谷文和氏にお越しいただき、「戦場からの告発」と題し、イラクの現状と戦争の惨禍について講演を頂きました。また、京都民医連第二中央病院の青年による原水禁世界大会参加報告、「平和を愛を」の歌声、戦争体験者のお話しなど多彩な取り組みを盛り込みました。また「アウシュビッツの記憶」と題し、映像での報告をしていただきました。
 地域から戦争遺品も多くよせられ、100人の参加で成功しました。(T・K)