6日に京都市議南区補選に立候補を表明した、さの春枝さんは、記者会見を終えてから京都市南区内各地で、日本共産党のこくた恵二衆院議員らとともに街頭宣伝を行いました。
 さのさんは、吉祥院病院のケースワーカーとして25年間働き、医療や福祉、生活の問題で苦しむ市民の生活相談にのってきたことをのべ、「国民健康保険証の取り上げをやめさせ、後期高齢者医療制度は廃止させなければなりません。長年やってきたお茶屋さんやお好み焼き屋さんが廃業するなど暮らしは大変な状況です。今の暮らし、医療を少しでも良くしていきたい」と訴えました。
 こくた議員は、原油高騰や物価高、後期高齢者医療制度、貧困と格差などで市民が苦しんでいる責任は今の自公政治にあると批判。その政治を変えるための選挙だと位置づけ、「さのさんはケースワーカー、南区の生活と健康を守る会で市民の暮らしと健康と命を守るために身を粉にして働いてきました。生活と暮らしをなんとかしてほしい、という声を市政に届けられる人です。南区で勝って、市政を変え、国政を変えていこうではありませんか」と呼びかけました。
 宣伝には、日本共産党の山内佳子府議、井上健二市議らが参加しました。