お茶探検隊 お茶栽培から茶摘みまでお茶づくりを通じて、自然とふれあい、人との交流を楽しむ「山背(やましろ)古道お茶探検隊」が今年、11年目を迎えました。 大阪、奈良、京都などのお茶作りには無縁だった人たち30人で運営しています。結成のきっかけは、「山城のあちこちで見かける放置茶園を借りて、お茶づくりができないか」との仲間同士の話から。
 綴喜郡井手町の観光農園「みどり農園」の一角の放置茶畑、約300平方米余りを借りて、毎年煎茶と玉露160袋を作っています。
 事務局長の尾崎直利さん(53)=木津川市は、「みんなが集まって楽しくやる、それが長続きしてきた秘訣かな」と話します。
 尾崎さんらは同探検隊の活動をまとめた本、『手づくりのお茶を楽しむ─山背古道お茶探検隊が指南するマイお茶のススメ』(文葉社、171ページ、1800円+税)を3年前に出版。
 お茶の魅力を探検する活動は、これからも続きます。(詳細は「週刊しんぶん京都民報」6月29日付)