京都府が難病患者に支給している難病患者療養見舞金、小児慢性特定疾患見舞金を廃止しようとしていることに対し、「暮らしを守る自治体要求を実現する連絡会」(自治体要求連絡会・岩橋祐治代表)は14日、府に廃止を撤回し、継続するよう申し入れました。
 要請行動に参加した京都市左京区の尾西利男さんは、「見舞金は10年前から難病とたたかっている妻の体を治すために使ってきました。なくさないでください。人間として、難病で苦しんでいる者を救ってほしい」と訴えました。
 府職労の森吉治委員長は、「一方的に事業の廃止を押し付けるのは、間違ったやり方だ。廃止する内容も許せない」と厳しく批判しました。
 同連絡会は府議会各会派にも要請しました。