庶民大増税はやめろ―所得税などの確定申告の締め切り(17日)を前にした13日、「3・13重税反対統一行動」が京都府内23カ所で行われ、5937人が参加しました。
 京都市東山区の円山野外音楽堂で開かれた東山集会には200人が参加。開会あいさつで、東山民商の久保田憲一会長は、署名運動や市長選挙での中村和雄氏の大善戦大健闘を受けて、国保料の値下げが実現したことにふれ、市民の声が政治を動かしはじめたことを確信し、「営業、くらしを守る運動を広げよう」と呼びかけました。
 来ひんとしてあいさつした日本共産党の原としふみ衆院京都2区代表は、軍事費や高速道路の財源は温存する一方で、後期高齢者医療制度の導入など社会保障を切り捨てる自公政治を批判。総選挙で、国民本位の政治へ転換しようと訴えました。
 日本共産党の穀田恵二衆院国対委員長、井上哲士参院国対委員長の連帯メッセージが紹介されました。
 集会後、消費税増税や憲法改悪、格差と貧困の拡大に反対、社会保障の拡充など、それぞれの要求を掲げ行進し、東山税務署に集団で申告しました。