17日投票を迎える大接戦の京都市長選で、京都民報に寄せられた、「刷新の会」の中村和雄候補への期待談話(大要)を紹介します。
医師・川合一良さん(77)=元京都南病院院長、北区=
 小泉内閣の「構造改革」路線で進められた医療、介護の崩壊を食い止めるために、自治体による住民支援が求められています。
 私は医師となった五十数年前、下京区の千本労働出張所内に開設された日雇い労働者を対象にした診療所に、京都南病院から診察に行っていました。まだ、国保がない時代で、医療は貧困とのたたかいでした。
 …再び、貧困と正面から向き合わなければ医療ができない時代になったことをかんじています。特に高齢の患者は“難民の身”です。…後期高齢者医療制度の中止や療養病床の削減を行わないよう国に求めていくことなどを公約している、中村市長実現を期待しています。(詳細は「週刊しんぶん京都民報」2月10日付に掲載)