ロマンチックでおしゃれなイラストで1950年代から80年代に活躍した内藤ルネの展覧会が、京都市下京区のJR京都伊勢丹内の美術館「えき」KYOTOで開かれています。
 内藤ルネは、『ジュニアそれいゆ』をはじめとする少女雑誌のイラストレーターとしてデビューし、以後、マスコット人形、インテリア雑貨、キャラクター文房具などのデザインで一世を風靡しました。従来とは全く違う、おしゃれでかわいい少女像を生みだし、世界に通じる日本語「かわいい」キャラクターを生み出した元祖的存在の1人です。
 展覧会では、大胆な色使いが特徴のドレスをはじめ、希少な原画や初版の印刷物、パンダなどのキャラクターグッズ、部屋の再現など約1000点が展示されています。
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 17日(日)まで。午前10時から午後7時半まで。最終日は午後5時まで。一般700円、 高・大学生500円。問い合わせ先は、TEL075・352・1111。