「市政を変える伏見女性の会」と「青年の会」のメンバーは11日、中村和雄京都市長候補といっしょに京都市伏見区内の商店街をパレードして市政刷新を訴えました。
 中村候補は不公正な同和行政を断ち切り、莫大な費用をかける高速道路新3路線を中止させ、国保・子ども医療・福祉や教育問題などを重視する政策をのべ、「どうしても市政を刷新させたい」と訴えました。中村さんは大手筋商店街の商店主や買い物客と握手し支援を訴えました。店主や買い物客は「頑張ってください」「応援してます」と笑顔でこたえるなど、さながら商店街は中村さんパレードで埋め尽くしたような活気があふれていました。
 伏見区向島タウン在住の女性は「私らは向島から区役所や毎日の大手筋商店街での買い物にとても不便です。中村さんはバス停設置やコミュニティバス創設など公共交通機関の充実を掲げられています。中村さんに市長になってもらって実現したい」と切々と訴えました。
 また市教組の新谷一男委員長は、「前教育長は京都は教育の最前線と自慢してるが、その実態は、ごくごく一部の学校が優遇されているだけで、大多数の学校では学校運営費を2割も削減されてプールも回数を減らしたり、無理矢理に切りつめて雨漏りも修理もできないなど、ぎりぎりの教育を強いられています」と前教育長を厳しく批判しました。
 新婦人京都府本部の森下総子会長、全日本教職員組合の米浦正委員長、日本共産党の石村和子京都3区候補、日本共産党の府市会議員らが参加しました。(仲野良典)