日本ジェンダー学会名誉会長で評論家の冨士谷あつ子さんと塚本利幸・福井県立大学准教授が、このほど『男女共同参画の実践~少子高齢社会への戦略』(A5判、239ページ、明石書店)を出版しました。
 日本ジェンダー学会が、冨士谷さんらが有志で創設して10年を迎え、これまで社会活動で男女共同参画を実践してきた立場から、男女共同参画によってできたこと、できることを実例を挙げて紹介し、男女共同参画が広がることを願ってつくられたものです。
 第1章で、「男女共同参画」の今日的必要性を述べ、第2章では環境問題や少子化問題の抑止に努力している滋賀県と福井県の事例を紹介、第3章で、「男女共同参画」の実践事例と実践にむけての提案をしています。
 定価は2500円(税別)。