京都市長選の新しい選挙母体「いま正義を・京都市政を刷新する会」の事務所開きが21日、同事務所前(京都市下京区東洞院通五条東入る)で行われ、約400人が参加しました。
 立候補表明している中村和雄弁護士は、保険証を取り上げられ治療が手遅れになり亡くなられた事例やケースワーカーから「お金がかかるからサッカー部を辞めろ」と言われた生活保護を受けている母子家庭の話など冷たい仕打ちの京都市政の実態を紹介し、「その一方で不公正な同和行政や高速道路建設で税金の無駄遣いを続けている。こんな市政を刷新したい」と決意を語りました。
 「市政刷新の会」構成団体の各代表らがマイクを握り、「中村和雄を京都市長に推す弁護士の会」の出口治男弁護士は、「中村さんは、虫のようにはいつくばって考え、実行できる人。中村市長実現へ支援を広げたい」とあいさつ。日本共産党の渡辺和俊府委員長が、「2極か3極かが言われるが、中村市長以外に京都市政は変えられない」と訴えました。