国保料引き下げ署名左京実行委員会が27日結成されました。京都教育文化センターで行われた結成集会には、約40人が参加し、同区内で3万人分を目標に街頭宣伝や各種団体への申し入れなどの活動をすすめていくことを確認しました。
 京都実行委員会の高橋瞬作事務局長が署名項目や運動の意義について説明し、「国保料が高すぎる、払えないといって4万人の市民が区役所に不安や怒りをぶつけました。署名はこの思いにこたえるもの」と強調しました。
 左京社保協の井上隆雄さんが実行委の結成について報告。25万人分を集めた93年の直接請求署名で同区が集めた3万人分を目標とすることを決めました。また、地域の開業医や労働組合、老人クラブ、商店街などに共同を申し入れていくことも提起しました。参加者からは、「学区や地域ごとにも実行委をつくって取り組んでは」「保険料算定方式が変わり、低所得者に重い負担となっている。命を守る署名にしたい」など積極的な発言がありました。