京都に残る戦争遺跡を自転車でめぐって見学し、平和と憲法9条を学ぶ「ピーチャリツアー」が16日、行われました。京都民医連の病院・診療所で働く青年のサークル「ピースアクション」が呼びかけたもので、京都市左京区の三宅八幡宮から東山区の大谷本廟までを自転車で駆けめぐりました。
 2月に沖縄県で行われた「ピーチャリツアー」に参加した5人が中心になり計画。当日は17人が参加しました。
 一行は、「戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会」代表の足立恭子さんの案内で、左京区の三宅八幡宮、円光寺、無鄰菴(むりんあん)、東山区の大谷本廟、藤平陶芸を見学。岡崎公園のみやこめっせ前では、憲法9条を守れと宣伝・署名行動を行いました。
 就職して1年目の青年(22)は、「身近なところに戦争遺跡が残っていることは知らなかった。『肉弾三勇士の碑』など見学して知ったことを、もっとまわりの青年に伝え、平和の大切さを語っていきたい」と話します。