京都教職員組合女性部が毎月2回、京都市東山区の清水寺山門で取り組んでいる「6・9行動」が今年で37年目となり、9日に950回を迎えました。
 外国人観光客や修学旅行生が、「すみやかな核兵器の廃絶のために」署名の呼びかけにこたえ、署名やカンパに協力しました。
 埼玉県から修学旅行で来た男子中学生3人は、辞任した久間元防衛相の核兵器投下を容認する発言について、「あんなことを言っちゃあおしまいだよ」と批判。「核兵器は恐ろしい兵器。地球上からなくさなくては」と話し、小遣いからそれぞれ100円をカンパしました。
 山口県岩国市から来た女性は、「広島県に隣接した都市に住んでいるので、核廃絶は切実な願いです。ぜひ署名を届けてください」と署名に協力しました。京都市在住のタクシー運転手は、参院選京都選挙区から出馬予定の自民党の西田候補が「核武装の検討を始めるべき」と「毎日」のアンケートに答えていることをどう思うかとの問いに、「そんな人を選んじゃだめですね」と話していました。
 8月の「6・9行動」は、6、9日の両日とも、午前10時、午後2時の2回。いずれも1時間の予定です。