「消費税をなくす京都の会」は参院選で増税反対の世論を高めようと、府北部・南部での宣伝や「会」立ち上げなどの活動を強めています。
 10日には、加藤建夫・同会代表世話人らが京丹後、宮津両市を訪れました。宮津市では、与謝民商副会長の福井康喜さんと話し合い、「宮津・与謝の会」の結成を決めました。ミップル前の宣伝では、「参院選後に消費税を増税することが計画されています。選挙では消費税増税に反対する人を議会へ送りましょう」と訴え、福井さんは、「これ以上消費税を上げさせないため、会を立ち上げ頑張りたい」と語りました。宣伝では、買い物客らがビラを受け取りながら、「えっ、また消費税上がるの?それは困ります」「選挙必ず行きますよ」などの声が寄せられました。
 丹後民商との懇談では、「丹後地方では織屋さんがどんどんつぶれている。6、7人の自殺者を出し、そのほとんどが多重債務や借金苦でこれ以上消費税が上がればさらに大変なことになる」と意見が出され、「会」立ち上げを表明されました。(調子恵美子)