申し入れも監視対象!?―日本共産党京都府委員会が8日、自衛隊京都地方協力本部に陸自情報保全隊による「市民監視」問題で抗議の申し入れを行った席上、制服の自衛官が無断で参加者を写真撮影。参加者の指摘を受けて、同本部側は謝罪し、撮影データを消去しました。
 この自衛官は、同本部の広報室長で、申し入れの最中に突如部屋に入り、小型デジタルカメラで参加者の顔が写るように計6枚を無断で撮影しました(写真)。広報室長は指摘を受けて、「普段から行事があるごとに撮影している。今日の申し入れの趣旨は理解していた。許可を得ずに無断で撮影したことは申し訳なかった」と謝罪し、その場で撮影した画像データを消去しました。
 参加者からは、「自衛隊による『市民監視』が問題になっているのに、無断撮影などとんでもない」と批判が出されました。