1日に閉会した乙訓郡大山崎町5月臨時議会で、真鍋宗平町長が修正提案していた一般会計と水道事業会計の両予算案について野党が反対(一般会計=大山崎クラブ、公明党、懇話会、さわやか未来の4会派。水道事業=住民の会を加えた5会派)したことを受け、「民主町政の会」は同日夜、緊急集会を円明寺自治会館で行い、野党の不当性を訴え、予算成立に向けて奮闘することを誓い合いました。
 参加した40人を前に、真鍋宗平町長は、町政を安定させ、新規事業を執行するためには、一般会計予算の成立が必要とのべ、予算成立に向け支援を呼びかけました。水問題では、町の基本水量の申請を府が受理しないために、府との協議が始められないことを明らかにし、「町民が望む料金値下げは、基本水量の問題と一体」とのべ、水量削減に強い姿勢を示しました。
 日本共産党の神原郁己議員が、真鍋町長が条例にもとづき道理と誠意を持って府と協議しようとしてきたことを説明。また、府への減量申請に反対する野党を批判し、府言いなりの従来どおりの受水量では、赤字が増え、料金値下げは出来ないことを強調しました。
 同党の堀内康吉議員は野党会派が具体的な組み替え案を示さずに一般会計予算に反対したことに触れ、「難癖をつけて否決するためだけだ」と批判しました。
 参加者からは、「小集会や、全戸配布で町民に知らせよう。もう一度選挙をやるつもりでがんばろう」と感想が出されました。