「国民投票法案を参院で廃案に」。3日の憲法記念日を前に2日、6つの労働組合が府内32カ所でいっせいに憲法9条の改悪反対を呼びかける街頭宣伝に取り組みました。参加したのは京都自治労連、京都府職労、京都市職労、京教組、京都市教協、府立高教組の6組合。
 四条烏丸では京都府職労の組合員らが、改憲反対を呼びかけました。福島功書記長は、同法案について、「多くの国民が望まない憲法9条改定を含む改憲の動きと一体だ」と批判。問題点として、▽最低投票率を設けず、少数の賛成でも改憲が成立する▽有料広告が野放しにされ、資金力をもつ側に有利▽公務員などの運動を規制している、などと指摘し、「国民投票法案を参院で廃案にしよう」と訴えました。
 ビラを受けとった女性は「憲法の精神はすばらしいと思います。国民投票で変えられて、日本が戦争する国になるのには反対です」と話していました。