1月27日に亡くなった日本画家・袴田浩園さん(享年94歳)を偲(しの)ぶつどいが25日、故人が晩年を過ごした京都市北区原谷のデイサービスセンター「花さか荘」で開かれました。
 献花のあと、治安維持法犠牲者国賠要求同盟京都本部の岡本康会長が弔辞を読みました。岡本氏は、袴田さんが戦前、染色図案の職人として京都で働いていた際、共産党の幹部に隠れ家を提供したことを理由に逮捕され、懲役2年の実刑を課されたことや、戦後、日本共産党や治安維持法国賠同盟の発展に尽力してきたことなどを紹介。いっせい地方選挙で奮闘する決意を語りました。
 日本共産党の新井進府議、井坂博文京都市議もあいさつをしました。
 参加者は、故人の思い出をこもごも語りました。