右京民商婦人部が手作り味噌にチャレンジしています。市販の味噌とは違った味わいで、楽しい簡単の味噌づくりにすっかり夢中です。
 味噌は、老化防止やコレステロール制御などの効果があり、長生き、健康のもとになる食材。市販のものを購入するのが一般的になる中、婦人部では昨年から「味噌づくり教室」を行っています。
 作り方は簡単。大豆を一晩水につけ煮立てて、ポリ袋に入れてつぶします。麹と塩を混ぜて容器に丸めて移し替え。最後は、かび防止に酒かすを表面に敷き詰めて、空気が触れないようにラップで覆うのが“婦人部流の秘訣”です。
 同じ日に仕込んだ味噌でも、人によって味わいはさまざま。味噌に含まれる160種以上の生きた酵母の働きが、発酵過程で微妙な味の違いを作り出すからです。出来上がった味噌の試食会を楽しみにしながら、わいわい話の弾む味噌づくりです。(平井賢一)